最期に海老蔵氏も「愛してる」と伝えられたのだろうか

先日小林麻央さんが逝去された

 

幼い子供たちを残しての旅立ちは心を引き裂かれるような

思いだったことだろう

 

私も時々ブログなどを拝見していたが、

文面から素直さとひたむきさ、凛とした心持ちが香って来るようだった

 

 

でも、時々言葉の間から麻央さんの心の叫びが聞こえて来ることがあった

死と言う暗闇のトンネルを目前に立ちすくみ、

「怖い」「寂しい」「誰か側にきて」と言う悲痛な叫び声だ

あくまでも想像だが、

その叫びは夫である海老蔵氏に向けられていた気がする

 

ブログではそう言う言葉は全く見られなかった

「ありがたい夫だ」

「素晴らしい夫だ」

「私は支えることができない」

褒め言葉ばかり

 

本当にそうなんだろうか

麻央さんの側にいてあげないのに?

自分より仕事を優先してるのに?

歌舞伎役者だから?

言い訳にしか聞こえない

 

自分のブログに

「まお愛してる」「まおに会いたい」って

書き込みする時間があったら

駆けつけて抱きしめてあげればいい

ずっと一緒にいてあげた方がいい

 

麻央さんのブログに自分のお母さんやお姉さんに、

「側にいてくれてありがとう」とある

「母がジュースを絞ってくれるのを楽しみにしている」

誰かの温もりを心待ちにしている孤児のように

 

海老蔵さんは麻央さんより仕事と子供を選んだ

麻央さんの世話は麻央さんの家族に任せた

海老蔵氏は距離を置いた

 

麻央さんもそれが自分の愛の形だと

夫は自分を愛してくれているんだと言い聞かせた

のかもしれない

相手の温もりではなく、相手のブログを読みながら

 

最期の麻央さんの言葉「愛している」は、

海老蔵氏への問いかけだった気がして仕方がない

「僕も」と言う言葉を聞きたかったんじゃないだろうか

 

カメラが回ってない場所で

海老蔵氏は本人にそう心から伝えられたのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最期に海老蔵氏も「愛してる」と伝えられたのだろうか

先日小林麻央さんが逝去された

 

幼い子供たちを残しての旅立ちは心を引き裂かれるような

思いだったことだろう

 

私も時々ブログなどを拝見していたが、

文面から素直さとひたむきさ、凛とした心持ちが香って来るようだった

 

 

でも、時々言葉の間から麻央さんの心の叫びが聞こえて来ることがあった

死と言う暗闇のトンネルを目前に立ちすくみ、

「怖い」「寂しい」「誰か側にきて」と言う悲痛な叫び声だ

あくまでも想像だが、

その叫びは夫である海老蔵氏に向けられていた気がする

 

ブログではそう言う言葉は全く見られなかった

「ありがたい夫だ」

「素晴らしい夫だ」

「私は支えることができない」

褒め言葉ばかり

 

本当にそうなんだろうか

麻央さんの側にいてあげないのに?

自分より仕事を優先してるのに?

歌舞伎役者だから?

言い訳にしか聞こえない

 

自分のブログに

「まお愛してる」「まおに会いたい」って

書き込みする時間があったら

駆けつけて抱きしめてあげればいい

ずっと一緒にいてあげた方がいい

 

麻央さんのブログに自分のお母さんやお姉さんに、

「側にいてくれてありがとう」とある

「母がジュースを絞ってくれるのを楽しみにしている」

誰かの温もりを心待ちにしている孤児のように

 

海老蔵さんは麻央さんより仕事と子供を選んだ

麻央さんの世話は麻央さんの家族に任せた

海老蔵氏は距離を置いた

 

麻央さんもそれが自分の愛の形だと

夫は自分を愛してくれているんだと言い聞かせた

のかもしれない

相手の温もりではなく、相手のブログを読みながら

 

最期の麻央さんの言葉「愛している」は、

海老蔵氏への問いかけだった気がして仕方がない

「僕も」と言う言葉を聞きたかったんじゃないだろうか

 

カメラが回ってない場所で

海老蔵氏は本人にそう心から伝えられたのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一緒に手をつないで歩くには才能がいる

カリフォルニアの夏の夕暮れは美しい。

 

 昼間燦々とした陽がそそぎ、青い空が照り映えても

夕暮れは優しく訪れ、そのオレンジにゆったりと包まれる。

 

こんなとき、ふと空虚な気分に乗っ取られることがある。

 人生の夕暮れに佇み、、ああ、このまま一生が終わってしまうのかと

虚しい感じがする。

 

唐突だが私が一つ憧れているものがある

「手をつないで散歩する」夫婦だ

 

 

 

手をつないで歩く、という行為は実はとても才能がいる

 

相手の歩調に合わせ、

時折景色を見て

言葉をかけながら

歩を進めていく

握った手は離さず

 

これは、ものすごく忍耐と思いやりのいる行為なんじゃないだろうか

  

私の夫は手をつないで歩くことができない。

人に合わせて歩く、ということができない人なのだ(^^:)

こっちが一生懸命合わせないとスタスタ先に行ってしまう

 

 

このままの人生だと手をつないで歩くと言う憧れは叶わなそうだ 

歳を取ってもバラバラに歩くのはきついなあ、、、と10年後を想像して

ため息が漏れる

 

 

 

 

 

 

 

 

「King Arthur」 は水戸黄門っぽかった

さて、「King Arthur: Legend of the Sword」。

これも私の家族がまず観ないような種類の映画である。

  • 歴史的内容(中世だったか、、、)
  • 生きるか死ぬかの闘い
  • 強い者が勝ち

私もそれほど得意なジャンルではないが、Guy Richie がDirector と聞いてちょっと観たくなった。Guy Richie 自身、というよりはこの人がMadonnaの元夫だから興味があって。あのMadonnaが選んだ男性だからそこらの男性とは違う何かスペシャルなものを持っているに違いない、とか、短絡的なものです、、、。

 

映画の内容は伝説の剣の達人、イギリスのアーサー王の話。過酷な環境を乗り越え、卓越した剣のスキルで王にのし上がって行く、まあ、かっこいいストーリーだが、実在の人物としてはっきりと特定された人はいない。つまり、ほとんどフィクション。

 

映画は、ベースやドラムの効いた重低音とともに速いスピードで画面が切り変わる。このリズムは素晴らしい。最初の1時間は、このスピード、リズムを体感し、なんとも言えない快感を覚えた。これがマドンナがガイリッチーに落ちた理由なのかもしれない。

 

しかし、実のところ最初、内容にイマイチ集中できなかった。まず、アーサーの過去の描写、葛藤のシーンが長すぎる。目の前でお母さんやお父さんを失ったというトラウマを抱えたアーサーは長い間、剣を持って戦うことを心理的に拒絶してしまう。なんどもその気になっては挫折する。ストーリーを知ってると「早く、早く」とイライラしてくる。私だけかもしれないけど。

 

それから、死んで蛇になって水中から語りかける不気味な女たち、あれは何ですか?気味の悪すぎ。この映画の女性はほぼ、不気味なパワーを持った人ばかり。アーサーに寄り添い、王へと導いて行くキュートガールでさえ、いきなり目が真っ黒になって、ワシをおびき寄せたりとかする。これがGuy Richie の女性像なのか。マドンナをこんな風に思っていたのか。

 

映画は後半、大いに盛り上がる。アーサーが過去のトラウマで、どうしても握ることのできなかった剣を手にし、バッタバッタと敵を切り倒す。さて、隣を見ると息子、父親ともに安らかに瞳を閉じている。寝ているのだ。「いいところだから起きてよ!」と肩を揺する。「ああ」と盛り上がっている戦闘シーンを見て、二人とも悦に入った。アーサーが、七人の侍よろしく敵を切り倒すところは、争い嫌いの二人が見ても爽快なのだ。

 

本当に自分が王だと自覚した時点でのアーサーは神々しい。そのカリスマ性に相手もはは〜っつとひれ伏す。まるで水戸黄門だ。そう言えばポニーテールをしたこの男性は黄門様みたい。最後に王になったアーサーが民の祝福の中、高らかに剣を上げる。でも、意外に群衆の数が少ないし、短すぎる。この英雄シーンをもっと見たかった!!とにかくかっこいい!

 

ところで、全体的に戦闘シーンがアジアっぽいなああ、、、と思ったらGuy Richieって空手とか柔術を極めた人なんですね。妙に納得。

 

 

 

 

 

 

 

映画「Manchester By the Sea」 にある無常

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(huffingtonpost.comより)

 

Manchester By the Sea という映画を観た。

主演のCasey Affleck が主演男優賞をとったこともあり、注目を浴びた作品でもある。

知り合いの映画オタクのじいちゃんがこう言ってた。

「Beautuiful but very sad movie, nothing hopeful」

(美しいけどとても悲しい映画で全く希望がない)

観た方がいいよ、いや、観ない方がいいかな、と不思議な反応だった。

 

じいちゃんの言った通り、美しく物悲しい映画だった。

そして強く心に響いた。

今でもその余韻に浸っている。

 

ストーリーはこうである。Casey Affleck は配管修理みたいな仕事をしていて、浮かばれない人生を送っている。自ら引き起こした火災事故で最愛の子供を亡くし、愛し合ったまま奥さんと別れた。このハンサムな配管工は、不思議な色気を放ち、女性から言い寄られたりもするが興味なし。ちゃらちゃらした周りの成功者を横目に見ながら、ひたすらストイックに不器用に生きる。愛情深い兄を病気で亡くし、その子供の保護者になるという遺言を受け、自分の適性や葛藤に悩む。その子供はガールフレンドが複数と器用に生きてきた子なのだが、心の脆さを持っている。

ハッピーエンドを期待する視聴者をこの映画は見事に裏切り、Casey Affleck は子供の保護者にはならないことを決意して、Manchester By the Seaを後にする。二人の共通の趣味であるfishingをしているシーンで映画は終わる。

 

この映画はとても日本映画に近い匂いを持っていると思った。この全体を流れる穏やかさや変わらぬ風景の美しさ。中途半端な結末や諦めにも似た荒涼さなどがそうだ。悲しいうよりは無常という言葉に近い感じがする。

 

怒りや苦しみを耐えに耐えるCasey Affleckの表現力は本当に見事だった。CaseyはBen Affleckの弟である。 自身もアルコール中毒だったらしく、高い学歴や才能、見事なルックスを持ちながら、家族を得た後、挫折した。確かお父さんもアル中だったらしく、どうしても拭えない体に染み付いた悲しい記憶というのを持っている人なんだと思う。それがスクリーンでリアルに感じられた。それが観る人の心に響くのだろう。

 

この映画は長年の友人であるMat Damon がこの兄弟のために作ったのだと聞く。Mat Damon という人は家庭や仕事で成功しているらしい。幸せな家庭で育った人なんだろうか。顔だけ見るとこの人の方がよっぽど悪そうな気がするが、人間わからないものだ。

 

 

 

 

Happy Mother's Day

 

先週あたりからスーパーではバレンタインデイと同じラブリーな風景が。

腹の出たおっさんや兄ちゃんたちがせっせと花束を買ってる。

 

そして今日はMother's Day. 

うちの息子のチューターもクラブも全部お休み。

だってアメリカではお母さんをBreakfast やBrunch で家族でお祝いする日だから。

 

もちろんうちはそんなイベントはどこ吹く風。

 

先週から会う人ごとに

「What's your plan for Mother's Day?」

と聞かれているが

「No plan!」

とさらりと答えている。すると、

「Oh, well, maybe your family is secretly planning a surprise.」

(うちの人がサプライズでお祝いしてくれるんじゃないの)

などど気を使ってくれるが、

もちろんそんなことも起こらない。

ま、普通の日の延長なわけです、、、。

 

今日は息子が気を遣って、レストランに行かないのか、クラスの友達はみんな行くって言ってるとDaddy に話しかけてた。

「そうだな、、、うん。行こうか。どうしようか、、、(決める気配なし」

とかさっき言ってたけど

もう夕方の5時なんだけどさ。

 

さて、今年も特にイベントも無さそうだし、

そろそろムービーにでも誘うとするか、、、、。

Gardians of Galaxy2 観たいしな。

 

 

 

 

アメリカ人の就寝タイムは9時

アメリカに暮らし始めて15年が過ぎている。

冷静に考えると大変な年月だ。

15年あればbabyだってティーンエージャーになる。

うわ、おそろし。

 

そう言う暮らしの中で気づいたアメリカ人という民族についてちょっと描いてみたい。

 

アメリカ人は一般的にはとてもまじめな民族である。

意外じゃない?私も最初意外だった。

 

まず、日本との大きな違いは、規則正しい生活。

早寝早起き。

朝は6時に起き、9時には就寝。

これが平均。

 

 

もちろんアメリカ人にも夜型の人もいるし、

こうじゃない人もいる。

でも、だいたい小学生や中学生の子供をもつファミリーはこんな感じ。

 

うちは自慢じゃないけど、夕食が遅く、8時−9時。

最近は子供の宿題が終わらない等ゴタゴタがあると、10時とかになる。

この時間に夕食を作る気力もない時があり、

ファーストフードをテイクアウトしようとガレージを開けると、

ご近所はみんな真っ暗。

すっかり寝静まってる。

だから9時過ぎはガレージを開けて車を出し入れするのがはばかられるの、、、。

 

こんな時、私たちは世の中で最低な親なんじゃないかと思ったりして、、、。

ちょっと自己嫌悪になる。

 

アメリカ人の規則正しさ、品行方正さにいつも負けてる気がするけど、

心ではこの民族のまじめさが「つまんないな」って思ったりもする。