Ed Sheeran のコンサート1 -Chasing Cars

Ed Sheeren のコンサートに行ってきた。

会場はLAのRose Bowl。

色々言いたいことはあるが、まず、前座バンドの話から。

 

このコンサート。

今をときめくEd Sheerenもさることながら私にはもう一つの大きな目的が。

Snow Patrolという知る人ぞ知るバンドのヒット曲「Chasing Cars」を

生で聴きたかった。

 

息子が最初にRose BowlのEd Sheeran のコンサートに行きたいと言った時、

「ダメダメ。Rose Bowlなんて。高いし混むし。」だが ウエブページで

"with Snow Partol" の名を見た瞬間、Blue lightが点滅。

「いや、やっぱり行こうか」

息子は、喜ぶのも忘れてキョトンとしていた。

 

さて、かの有名なRose Bowlである。場所はPasadena。いや〜、めちゃめちゃ不便な場所。まあ、やっとこさ、会場にたどり着くともう、前座のSnow Patrolが演奏していた。息を切らして席まで走ると、まだビールやピザを買ったりして外でリラックスしてる人も多い。席にいるのは7割くらいか。まだEd Sheeranの出番までは時間がある。

 

Snow Patrolの演奏は素晴らしかった。こう言っちゃなんだけどすごくかっこいいし。私はかなり演奏を堪能していた。さて、マイクを置くとこう言った。

「次の曲はEdに捧げる」

そして、あの素朴なモノトーンのイントロが聞こえてきた。Chsing Carsだ。。。。

会場が

「わあ〜っ」(Oh!) とどよめいた。

精魂込めてビデオのスイッチ、ON!

 

生「Chasing Cars」は想像を遥かに超えて素晴らしかった。

サビの

If I lay here
If I just lay here
Would you lie with me and just forget the world?

のところでは、感動でiphoneを持つ手がガタガタ震えだし、

Let's waste time
Chasing cars
Around our heads

のところでは、ノスタルジアが頂点に達し、うっと唸り声を出しそうになった、、、。

 

この歌詞が捉える虚脱感。これ以上の描写はないと言っていいくらい。

Let's waste time/

chasing cars/

around our heads

という歌詞の儚さ、裏切り感は、何度聞いても私の心を捉えてやまない。

いいな〜〜この曲〜〜やっぱ。

 

ところで、この曲の途中、私が感動でわらわらと指を震わせている先で、息子がしらっと私のiphoneに指を伸ばし、画面をタッチ。そしてビデオを ONに

OhMyGod !!

失敗してしまったのだ、、、。せっかくのChasing Cars。最初で最後の機会だったかもしれない。帰りの車でチェックすると私の録画はサビの途中からスタートしていた。

がっくりと肩を落とす母を横目に息子が言う。

「I recorded the song」(その曲録音しといたよ)

Thanks!my son. でかしたぞ。