グラミー賞  Bruno Mars〜プリンスを想う気持ち

昨夜は LAでGrammy Award、つまりグラミー賞が行われた。

Music好きな息子が早速録画していたので一緒に見た。

会場はLAのStaples Center。私の家から車で1時間で行ける場所だったりする。

もう少し若かったら見に行ってたかもね、、、。

 

で、今年の感想。

 

まずパフォーマンスのクオリティが高い。

当たり前の話だ。世界一のミュージシャンが集まっているんだから。

でも、誰もが注目しているこの賞。演出の気合いの入り用も違う感じがする。

お金が一桁違う感じ。

 

さて、文句もある。

ノミネートされてるのにいない会場に来てないミュージシャンがいた。

例えばAriana Grande, Justin Bieber. 

もう賞が取れないって最初からわかっていたのでは?

これには多少気持ちが萎えた。

 

それを吹き飛ばしてくれたのは、Bruno Mars。

Prince の追悼で、Let's go crazy を演奏したのだが、

これはすごかった。

Bruno はプリンス風の化粧をし、パーブルの衣装を着て同じ白いギターを持った。

でもそんなチープなレベルじゃない。

声、ギターの演奏。全てがプリンスの完全コピーだった。

 

もともとBruno Marsはモノマネが得意な人で、やはり大ファンである

Michael Jackson のレベルの高いモノマネでも有名だ。それをプリンスでやって

見せたとも言えるが。

あの哀愁漂うギターの音色があまりにもプリンス過ぎて、すごいモノマネだと笑っていたら、途中から胸が苦しくなってきた。

 

全身全霊のプリンスへの哀悼の気持ちなのだとわかったから。

 

一般市民のレベルできっとプリンスが大好きな少年だったのだ。

 

私もプリンスが本当に好きだった。

 

おかげで、テレビの前で笑い泣きした。